自社では手の届かない部分を他社に業務委託して進める事で、効率化や出来なかった事業ができるようになります。ですが、目の届かないところで動く事の多い業務委託にはトラブルがつきものです。しっかりと委託内容と何故委託をしているのかをしっかり知りどのように進めるかは自社の人間と同じように報・連・相をきっちりと進めなければなりません。

トラブルが起きたときに「任せていた」では話になりません。委託業社とはいえ自社の人間として(場合によっては名刺をもって)動いているので当たり前ですが責任の所在は委託元にあります。なので委託している業務について「知らない」や「よくわからない」状態ではいけないという事です。日々の業務がどのようにどの流れで進んでいるのか、無駄はないか等、委託先の担当者と細かく打ち合わせを持ちルールを決めて動く事が大前提で、これがないと考えている3分の1も成果が出ません。

当たり前を徹底的に積み重ねてトラブルが起こった時の原因や対処、逆に良い成果が出た時の検証を積み重ねて自社のノウハウして蓄積することもできますし、委託先と信頼関係ができる事で委託先からも新しい提案をもらう事もあります。成果を出し続ける為には常によりよくしようと変えていく事は必要です。委託業者に自社の商品やサービスを利用してもらい、どこが良いのかどこがネックになるからこんな対応が必要など理解してもらうと良いです。自分が運ぶ、売る商品のファンになってもらう事が一番です。